N.G.A. Lesson Menu 
    ここでは、N.G.A.のレッスンで実際に行われているメニューをホンの一部紹介します。


メニューpart.1 「浮かび上がる場所」
〜キッチンはどうしてキッチンなのでしょうか?〜

「キッチンという名前だから!」
「その場所がキッチンだから!」
「水道があるから!」
「・・・けど、水道はお風呂にもあるよ?」

様々な対話を通して子どもたちが、
「そこが料理を作る場所だから」
ということに気づきます。

 ここから、子どもたちが様々な人物になりきって、
 何もない空間でその場所を浮かび上がらせるレッスンの始まりです!


さぁ、ここはどこでしょうか?

まずはじめの子は、シャワーを浴びます。
次の子は、水の中に飛び込みます。
そして次の子が、汗を拭きながら、笛を吹いて腕組みをします。
そしてまた次の子が、前の子から紙にハンコをもらう仕草をします。

これら全てから浮かび上がる場所―
それは「夏休みの学校のプール」です。

子どもたちはみなそれぞれに、「どうすればお題の場所が伝わるか」を発想を練って考え、表現します。シーンや物事に対する有機的アプローチが、このメニューを通して自然と芽生えていきます。



メニューpart.2 「新聞を読んでるのはダレ?」

「新聞を読む」という動きだけで、
果たして「誰が?」「いつ?」「どういうキモチで?」ということを伝えられるでしょうか?

ある子は、時計を気にしながら、立ってイライラと新聞を読みます。
次の子は、深々と椅子に腰掛け、お茶を飲みながら、時折腰を“とんとん”と叩きながら新聞を読んでいます。

さぁ、あなたは上の様子を見て、どんな人が新聞を読んでるかわかりますか?

このメニューでは、説明的演技で伝えるのではなく、役になりきることで、
状況や感情にダイレクトに入り込む感覚を養います。

また、このメニューが終わったあとは、みんなで大声を出しながら新聞紙をビリビリに破ります。これは子どもたちに大人気の「感情の開放」のレッスンです。
破った新聞紙はめちゃめちゃに放り投げ合って遊びます。

そして最後は後片付け。不思議と、楽しく遊べば遊ぶほど、後片付けはしっかり丁寧にこなせます。
ここで培われる、“メリハリをつける”という感覚は、日常生活にも応用できる非常に大切な力です。



メニューpart.3 「スーパー即興劇」

まったく何もない状態から、1時間でお芝居をつくることができるでしょうか?
全ての役にセリフがあり、起承転結がある物語で、お客さんが楽しめるもの―。

とうてい無理な話のようですが、N.G.A.のレッスンはそれを可能にします。

まず、子どもたちが知っている物語を募り、そのなかから一つ演目を選びます。そして、「そのストーリーはどうなっていくのか?」「どんな登場人物が出てくるか?」「なぜその登場人物はそういったアクションを起こすのか?」・・・など、全員で徹底的に対話していきます。それだけで子どもたちは物語に入り込むことができ、登場人物たちの感情を理解し、気づけば役の目になっていきます。

そして、さぁ本番!

・・・驚くほど素晴らしいお芝居が繰り広げられます。
N.G.A.ではこれまでに、幾度となく、子どもたちの見せる奇跡のような即興劇を体験してきました。
子どもたちは与えられるよりも、自分で掴み、表現することの方が、何倍もの力を発揮するのです。





〜その他の基礎メニュー〜

(1)伝承遊び
N.G.A.の表現レッスンは、思い切り遊ぶことからスタートします。誰でも知っている伝承遊びのなかには、「伝えること」「身体を動かすこと」「ルールを守ること」など、大切なことがたくさん詰まっています。


(2)人間キャタピラ
友だちの背中の上をゴロゴロと転がります。他人と関わることは、最初のうちはとても不安なことですが、やがて安心して、相手を信頼しても大丈夫だということに気づきます。


(3)背合わせ
言葉を使わず、“背中”で相手とコミュニケーションするレッスンです。独りよがりな主張ではなく、相手の意思をしっかりと受け取って、心と心を通わせることを学びます。


(4)爆発花火
「ヒュ〜」といったら身体を思い切り小さくして、「ドカ〜ン!」で思い切り大きく開きます。身体を使い、自由に表現してみることで、『自分』を感じ、身体と心を開放することができます。


(5)聞き耳
遠くの一点をずっと見つめたあと、静かに目を閉じて耳を澄まします。誰が一番たくさんの音を集めることができるでしょうか?
人生の色々な場面で必要な集中力が飛躍的に養われます。


(6)感性を深める
絵を描く、ものを作る、本を書く、音を聴く、といった様々な体験を通して、子どもたちの豊かな感性を深め、ひとりひとりの才能を発掘します。



・・・N.G.A.には他にもまだまだ、個性的なメニューがたくさんあります!